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北海道の芋事情とサツマイモへの憧れ

お芋といえば

今週のお題「芋」について書きます。お芋の美味しい季節です。お芋といえば、北海道ではジャガイモのこと。一方、関東ではサツマイモのことをいいます。私は北海道、関東で暮らしていたので私調べです。

北海道の芋事情

一般に、ジャガイモは北海道のように冷涼な土地が栽培に適しています。一方、サツマイモは温暖な土地が栽培に適しているといわれています。ところがここ数年、北海道でもサツマイモが栽培されるようになりました。きっと品種改良や栽培方法の改善の成果と思います。

わかさいも」にみるサツマイモへの憧れ

北海道には「わかさいも」というサツマイモを焼いた、焼き芋に似せたお菓子があります。「わかさいも」は1930年から販売されているロングセラーお菓子です。北海道では栽培できなかったサツマイモへの憧れがギュゥウと濃縮されたようなお菓子なのです。

わかさいも本舗 – おいしさは北海道 – 洞爺湖から

わかさいも」はサツマイモは一切使わずに焼き芋を表現しているお菓子です。原材料は、大福豆、白あん、昆布。昆布は、サツマイモの繊維を表現するために入っています。外の皮は砂糖醤油でこんがりした焼き色を表現しています。サツマイモの栽培のできない北海道へ開拓に来た本州の人たちが北海道の産物でサツマイモを表現する、そんな開拓ものがりのお菓子なのです。北海道にお越しの際にはぜひ、食してみてください。上手にサツマイモが再現されています。お勧めします。

北海道産紅はるか

ひと昔前までは、北海道でサツマイモをいただくことは特別なことだったのですが、今は北海道でもサツマイモが栽培されています。紅はるか、シルクスイートなど、北海道産のサツマイモが店頭に並ぶようになりました。先日、小ぶりの紅はるかを地元農家さんから格安で譲っていただきました。

どうやって食べるのがいいのか農家さんにうかがいました。お芋をアルミホイルで包んでストーブの上で焼き芋を作る、と教えていただきました。電子レンジ、トースター、を使ってみたけれど、ストーブの上がちょうどいい感じだったと農家さんは教えてくれました。糖度が増す熱の入りかたは、ストーブがいいんでないかい、とのことです。

 

先日、記事に書きました、反射式ストーブを購入しているので私はピンときました。

kanjicho-yuimaru.hatenablog.com

 

教えていただいた通りにさっそく調理です。

アルミホイルで包んでのせるだけ

洗った小ぶりの紅はるかをアルミホイルで包んで、ストーブの天板にのせて小一時間放置します。調理っていうのもおこがましいくらいの手間です。あたりにはスーパーマーケットの焼き芋売り場のようないい香りが漂います。甘い香りがして、サツマイモが柔らかくなっているのを確認してストーブの天板からおろします。

甘くて美味しい焼き芋だよー、の出来上がりです。ああ、やっぱりサツマイモが好きだ、となる瞬間です。

 

 

書いた人: ゆいまる

旅人ライダーさんのアウトドア用品店「快速旅団」の事務担当です。ポッドキャストを2006年より配信しています。お手元のポッドキャストアプリで「yuimaru」で検索してください。

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