いざドライブだ!
雪解けが進んで、道路は乾いてきた。ドライブに行きたい気分が私の中で勝手に盛り上がってきた。キャンプ場に行く途中で気になっていた「道の駅あびら D51ステーション」を目指した。
ドライブ距離30Kmとちょっとで無事到着
駐車場は広々として見えるが、完全シーズンイン(4月中旬〜秋)ともなると満車状態になる人気の道の駅だ。私は混雑する場所が苦手なので完全シーズンインする前に出かける。
私の目的は、農産物の買い物だ。ハウス栽培のイチゴがそろそろ出回ってくる頃と目論んでいた。新鮮でリーズナブルなイチゴがあれば一も二もなく購入するつもりで私の鼻息は荒い。本館の農産物コーナを重点的に見る。野菜の他にチーズ、酒、昆布などの加工品、焼きたてパンもある。
昨年の秋にハマった「黒千石大豆」を見つけたので迷わず購入する。1Kg入でお値段お得だった。夕張の道の駅では完売になってしまっているので安平の道の駅で見つけられてラッキーだ。
この冬から私がハマっている「酒粕」も買い物かごへ迷わず入れる。安平の酒造の新酒を搾ったものと説明がある。きっと美味しいに違いないと期待が高まる。酒粕は甘酒にするよりも料理に使うことが多い。魚・肉・野菜に漬けたり、お味噌汁に加えたりして使う。風味と多分栄養も増して美味しい。酒粕は年中スーパーマーケットで入手可能で身近な発酵食品だ。
安平町では減農薬に取り組んでいる農家さんがいるようだ。減農薬野菜コーナーが広かった。減農薬に取り組んでいる農家さんのプレートをシゲシゲと眺めてから、減農薬ジャガイモを選んで買い物かごへ入れる。シンプルに蒸していただくだけでも美味しのではないかしら、などと調理方法を考えたりしていたら声をかけられた。
いつもの声かけイベント発生だ
私は他人からよく声をかけられる性質(タチ)である(参考記事 人から話しかけられる親しみやすい私 - ゆいまろく)。いつものことなのでもう驚いたりはしない。振り向くと私より年配の男性だった。
男性「このジャガイモ大きすぎるよね」
にこやかに話しかけられた。そして私は男性が指差すジャガイモを見る。確かにデカい。一つの大きさが大人の拳二つ分くらいだ。大きい品種はポテトチップスを作るのに適しているジャガイモではないかしらと思いプレートを見ると「ポテトチップス用」と書いてあった。
私「これはポテトチップスを作るのに向いている品種ですよ」
と返答をする。
男性はそうなの、と納得をしてくれたようだ。ポテトチップス用のジャガイモまで置いているとはさすが北海道だと思う。
お目当てのイチゴはまだシーズンが始まったばかりのようで、種類も出品の量も少なく価格もこなれていなかったので今回は購入しなかった。
ミッションは無事終了
今からウチに帰れば、ちょうど正午頃になるだろうと思い、昼食用に焼きたてパンをいくつか買って帰る。
今シーズン初めてのドライブはイチゴを買うという思惑通りにはいかなかったけれど、探していた黒千石大豆を入手することができたし、知らない人とお話もできたし、安全に帰ってこれたしで、めでたしめでたし、だ。
お出かけデータ
道の駅あびらD51ステーション
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書いた人: ゆいまる
旅人ライダーさんのアウトドア用品店「快速旅団」の事務担当です。ポッドキャストを2006年より配信しています。お手元のポッドキャストアプリで「yuimaru」で検索してください。
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