まだまだ続く、私のグリーングリーン熱。グリーングリーン熱とは体温が上がりうなされるくらい植物栽培のことが頭から離れなくなることをいう。今はスプラウト栽培に私は夢中である。自宅で栽培するからには市販品にはない有利な点を挙げておきたい。それは何よりも鮮度がいいということである。
この記事はスプラウト関連第5話である。
第1回
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第2回
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第3回
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第4話
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イージースプラウト号の収穫報告
前回、第4話ではイージースプラウト号における栽培に光明が差し、兆しが現れたところでいっぱしの生産者気取りになり、さらには次に挑戦したい、というところで終わっている。今回はイージースプラウト号の収穫報告をしたいと思う。
画像の通り、概ね良い結果となった。これが私が目指していた景色だ。ブロッコリーのタネ大さじ1を栽培し5日間後に収穫をした。タネの殻を取り、洗浄をし、ボウルにあげた様子はこちらだ。
まだタネの殻が多く残っているのはご愛嬌、ということで許して欲しい。この後数回すすぐとさらにタネの殻を取り除くことが出来た。タネの殻を取る作業は慣れればコツを掴むことができると思う。まだ修行が必要だ。
スプラウトの栄養ピークは発芽直後
画像を見ればわかると思うが、収穫したものは市販品よりも背丈が短いスプラウトだ。私は市販品よりも若いスプラウトが食べてみたかったのだ。なぜ若いスプラウトが食べてみたかったのかというと、どうやら栄養のピークがスプラウトにはあるということを知ったからだ。
「豆や種より栄養価が高いのは、発芽に使うエネルギーとして、種のときにはなかった、もしくは微量だったビタミン類やフィトケミカルなどが生成されるから。結果、抗酸化力や抗菌力も豆や種より高まる。そして、それらの栄養は発芽直後をピークに、成長につれて減少する」
引用した通り、発芽直後をピークに栄養が減少していくようだ。ゆえに若いスプラウトの方が栄養があるだろうと考える。収穫をしてすぐに食べられる自家栽培の方が市販品よりも有利となるのは明白である。自家栽培する目的が定まった気がした。
今まで、購入した方が手間要らずで自家栽培よりも安いのではないかという気がしていたが、自家栽培の方が栄養が高いと知れば大手を振って、鼻の穴をおっぴろげて、自信を持って自家栽培に熱が入るというものだ。
苦味が新鮮の証(あかし)だ
若いスプラウトの味わいは、ビビッドな苦味が感じられ、歯応えもあって、もちろん自分で栽培した手間も手伝って美味しく感じられる。よく噛んで、有効成分とされるスルフォラファンを体内に取り込むのである。この苦味がいいらしい。油との相性がいいというのでドレッシングとあえて食べる。油とともに摂取すると栄養吸収がよくなるそうだ。
まだまだ続く私のグリーングリーン熱、そしてスプラウト熱は当分、冷めそうにない。
書いた人: ゆいまる
旅人ライダーさんのアウトドア用品店「快速旅団」の事務担当です。ポッドキャストを2006年より配信しています。お手元のポッドキャストアプリで「yuimaru」で検索してください。
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