ゆいまろく

ゆいまるの記録

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冬に向けて始めるグリーンライフ

秋が深まり、冬がやってくる。この先、緑が恋しくなるだろうと想像する。グリーンを育てるか、と思い立った。欲張りな私は、実も獲りたい。ネギだ、ネギを栽培しよう。

長めに残しておいたネギの発根を促す


まずは、ネギの下の方まで食べたいのを我慢する。スーパーマーケットで買ったネギを長めに残す。10センチくらいは残さねば。毎日、新鮮な水に換えて発根を促す。根っこが出てきた。根が伸びてきたら最初の難関は突破した、といっていい。根が伸びるとネギの葉も長く伸び出すのである。

最近、スーパーマーケットに並ぶネギは綺麗に根を切っている。「再生ネギ」などと称して家庭で増やすヤカラが増えたからだろうか。これは私の考えすぎだと思い直す。

植替えをする

ネギはどんどんと緑の葉を伸ばしてきた。そろそろ栄養を与えたい。植替えをして肥料を与えたい。

ところで、私は家の中に土を入れるのに抵抗を持っている。虫が湧きそうで嫌なのだ。それに鉢を倒してしまい、土が家の中にばら撒かれる未来が想像できる。いかにも粗忽者の私がやりそうなことだ。

ばら撒かれるのは土よりも水の方がマシな気がする。私の主観の問題だ。よって家の中では水耕栽培一択なのである。

家の中を物色すると、以前にバジルの水耕栽培をしたときの資材が残っていたので利用する。土の代わりに栽培用ロックウール、という資材を使う。ロックウールは再生して使えないのが欠点である。一方、栽培用ハイドロボールは洗って熱湯で消毒をしてなん度も利用できるのが利点だ。ハイドロボールは100均のお店でも購入できる。ハイドロボールは持っていないのであるもので水耕栽培をする。

水耕栽培 ロックウール grodan GrowCube10Lは培地内の空気層を確保でき、安定した栽培が可能なロックウールキューブ

水耕栽培に欠かせないのは肥料だ。この肥料もバジルの水耕栽培で残っていた手持ちのものを使う。植物が育つのに欠かせない栄養素、窒素、リン酸、カリが入っている。三大栄養素である、窒素、リン酸、カリの配分が大切なので肥料には必ず配分が明示してある。

三大栄養素の役割をざっくり説明する

  • 窒素→葉、茎
  • リン酸→花、実
  • カリ→根

室内で栽培するので日光が不足がち、植物は根っこが大事、という思想のもとにカリウム成分たっぷりな肥料を選んだ私。残っていたものを使うだけだけど、前回選んだ私はエライ、過去の私、すごい、と褒めておく。粉末の肥料で水に溶かして使う。

ハイポネックスジャパン 肥料 微粉ハイポネックス 120g

 

不織布で水を吸い上げる

鉢も水耕栽培に適したものが良いだろう。これもバジルの水耕栽培をしたときに揃えたものである。当時、近所のホームセンターでも購入できた。今はあるのだろうかとAmazonでチェックすると販売されているようだ。

リッチェル ミエルノPlus プランター 27型N 3個セット ホワイト 002588 土容量 1.4L、水容量 0.7L

二重構造のプランターになっていて、不織布で水を吸い上げて植物に吸水させる仕組みの鉢だ。水を吸い上げる不織布は使い回しができない。こんなこともあろうかと、いくつか買い置きしていた。便利なものだけど、廃盤になったりすると小物から買えなくなるので余分に用意しておいたのだ。過去の私、エライ。こちらもAmazonで購入できる。

リッチェル ミエルノPlus用 給水ヒモ

植替え完了!

すべてそろっているのではじめるのは簡単だ。栽培用ロックウールに水が行き渡るのを待って、ネギを植え替えた。そして、日の当たる窓辺におく。この冬は、再生ネギを育てて楽しもうと思う。